裏磐梯最大の湖「桧原湖」の東岸に沿って歩くコースです。季節ごとの変化を楽しめるコースで、春にはベニバナイチヤクソウやキクザキイチゲが咲き、夏には湖を渡る風が涼やかに吹き、オオウバユリやヤマユリが彩ります。秋にはヒトツバカエデやハウチワカエデなどの葉が赤や黄色に色づき、鮮やかな紅葉を楽しむことができます。磐梯山の噴火にともなう岩なだれによって形成された流山地形は、複雑に入り組んだ湖岸線と多くの小島となり、一番深く入り組んだ「いかり潟」には、裏磐梯唯一の吊橋がかかります。この吊り橋は、冬季期間中は撤去されるため、例年11月中旬から翌年の4月下旬までは通行できません。
 裏磐梯サイトステーションを起点として、中瀬沼探勝路を一部経由し長峯舟付に抜けるか、その逆に長峯舟付の駐車場(3台駐車できるスペースの広場が2カ所あります)側から入り、裏磐梯サイトステーションをゴールにするか、二通りの楽しみ方があります。
それぞれのゴールからバスを使用する場合は、磐梯東都の路線バスと村のコミニュティバスを使用するようになりますが、本数が限られますのでご注意ください。

アクセス
■自家用車の場合
【裏磐梯サイトステーション側からのルート】
東北道郡山JCTから磐越道を会津方面へ20分
→猪苗代磐梯高原ICにて下りる
→国道115号を経由し国道459号へ(25分)
→ セブンイレブン裏磐梯店の先の交差点を右折し県道2号へ(約5分)
→裏磐梯サイトステーション 森の駅駐車場

【長峯舟付から入るルート】
東北道郡山JCTから磐越道を会津方面へ20分
→猪苗代磐梯高原ICにて下りる
→国道115号を経由し国道459号へ(25分)
→喜多方市方面に向かい「東北遊歩道」の看板を右に入る

■バスの場合
 459号線を走る路線バスと県道2号線を走る村のコミニュティバスをうまく連携させて戻るか、どちらか一方を徒歩で戻るかの方法になります。
【長峯舟付からバス】
裏磐梯高原駅発のバスに乗車し小野川湖入口下車。小野川湖入口からコミニュティバスに乗車し裏磐梯サイトステーション前下車(もしくは小野川湖入口から県道2号線を徒歩で30分
【裏磐梯サイトステーション前からバス】
裏磐梯サイトステーション前バス停から乗車し、小野川湖入口で下車。小野川湖入口から裏磐梯高原駅行きバスに乗車し長峯舟付で下車(もしくは小野川湖入口から459号線を徒歩で20分)