「猪苗代歴史探訪ツアー」開催
11月5日~戊辰戦争の戦跡を訪ねて~昨年に引き続き十六橋から飯盛山まで戸の口原→滝沢峠→飯盛山まで、猪苗代伝保人の五十嵐定信氏を講師にお招きして歩きました。戸の口原においては戦力の分散していた会津軍は白虎隊士中二番隊を動員しても400名たらず、対する西軍は2千数百名。白虎隊は散り散りになり、17名は飯盛山の中腹の洞窟を抜けて鶴ヶ城の見える場所まで・・・かつてたくさんの人々が行き交った街道は思はぬ広さがありました。途中の金堀の集落はお年寄りが寄り添って、収穫の後じまいをしている姿を拝見しました。滝沢峠を過ぎてからは道がそのまま残されていることの驚きとそこを歩いている嬉しさで、もっとたくさんの人に知ってもらいたいと思いながらあるきました。今回ツアーの最後は松平家墓所です。歴代の藩主が眠る墓所は広大でした。猪苗代にある土津神社とはまた違う静寂さがあり、すべてが神道式であるのがいまさらながら驚きだった。なぜに朝敵なのか、五十嵐講師の気持ちが伝わりました。