第2回ジオパークガイド養成講座
6月8日裏磐梯自然活用センターにてジオパーク要請講座 「磐梯火山のおいたち・1888年の噴火」講師:竹谷陽二郎氏(福島県立博物館専門学芸員)・佐藤 公氏(磐梯山噴火記念館副館長)をお迎えして開催されました。
竹谷先生より磐梯山周辺の地質について、遠く1億年前からを7期にわけ猪苗代湖の成り立ち・川桁断層の重要性など大変興味深い説明をいただきました。銅沼へ移動し、佐藤先生よりインタープリテーションのテクニックを教わりながら、あらためて磐梯山の岩屑なだれによる地形を、また前回の講義での水系をたどる地形などを確認できました。猪苗代天鏡台では座学の確認「中央構造線ー川桁断層に沿って1000kmに及ぶ横ずれ運動のあった結果日本列島の基盤が出来上がった」というちょっと驚きの事実を自分の目で確認でき、正面にみえる平らな台地が火砕流でできた背炙山層であるということもししりました。まさに普段何気なく見ていた風景が一億年前からの地殻変動によるスペクタクルなものであることに畏れとロマンを感じました。