曽原湖におけるコカナダモ調査報告と今後について

狐鷹森地区(曽原湖周辺)にお住いの方々と、「曽原湖のコカナダモの繁茂」について、福島大学黒沢高秀教授の専門的な意見を頂戴しながら話合いをしました。

黒沢教授から、曽原湖の成り立ちと植生について、またソウギョの放流による植生壊滅から40年あまりを経た現在の状態についてお話しいただきました。コカナダモは、ソウギョの放流による影響で減少がありましたが、その後の環境変動や食べ残された水生植物、土中の種などから特に繁殖力の強い水生植物として繁茂しました。
 今年の渇水状態や水温の高さについて、また水の透明度が増してオオマリゴケムシなどが見られなくなったなど、日頃観察されている近くにお住いの皆さんの情報交換は大変有意義でした。
曽原湖の駆除活動を裏磐梯湖沼群全体の問題としてとらえ継続していくうえで、琵琶湖の例なども比較しながら検討していくことを確認いたしました。
協会としても、その後の状況や皆様へのご協力のお願いなど情報発信していきたいと思います。その節にはどうぞよろしくお願いいたします。

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