大塩地区ツアープログラム研修開催
今日は、大塩地区を歩き、見つけた“宝”を組み合わせたプログラムを作る研修会を開催しました。昨日までの雨がウソのようによく晴れた一日、午前中は「虚空蔵尊・温泉神社・中島集落」組と「柏木城・大久保集落」組とに分かれそれぞれに“宝”を探し、午後は大塩活性化センターで見つけ出した宝を組み合わせたプログラムを試作しました。
虚空蔵尊の横には、高い岩山がそびえ中央のくぼみには“お地蔵様”が祀られていました。そして、178段+6段の急な階段を登った上には、温泉神社が鎮座していました。また、中島集落周辺の田んぼは、まさに稲刈りが始まろうとしていました。
柏木城跡は、深い杉木立の中にひっそりと静まり返っていました。本丸辺りは、広い平坦地になっていて木立も少しまばらでした。もう少し手を入れると素晴らしい“宝”になると思われました。また、米沢街道沿いの大久保集落は、立派な蔵を持つ家が多く往時の繁栄振りがうかがえました。集落奥の小さな沢には鳥居が立てられ、村人の水への感謝が目に見えるようでした。前日からこの沢水にトマトとキュウリを漬けて冷たくしておいてもらい、お昼ごはんのときにいただきました。
午後のプログラム造成では、時間配分・歩く距離・送迎の有無など次々に問題が提起され、プログラムとしての完成はみませんでしたが、真剣な討議が続きよい時間がもてました。