晴天の下に猪苗代歴史探訪ツアー 行いました。

時雨の続いた11月におとづれた晩秋の贈り物のような良いお天気でした。


~戊辰戦争の戦跡を訪ねて~ということで、まずは五十嵐定信講師による母成峠での西軍・東軍の攻防の様子をお聞きしました。当時の様子がだんだん目に浮かんできます。当時は埋葬もままならなかったた様子が慰霊碑に書かれていたりと、国内での最後の戦争が初めて身近に確認できました。塹壕跡なども長くあり、脇を落ち葉を踏みしめ逹澤不動滝まで下りました。
昼食後は旧二本松街道を天鏡閣から十六橋まで歩きました。母成での攻防がままならなかった会津藩は十六橋まで急いだことでしょう。今では天鏡閣からの散歩コースにもなっており、まだ残る紅葉が陽を浴び印象的でした。惜しくも西軍に先を越され、その先会津へと戦いは勢いをましていきますが今回のツアーはここまで。
今回のツアーは、改めて明治維新を見直す機会をあたえられたように思います。昨年の保科正之公に続き猪苗代は奥が深い。
最後に「日本の幕府の崩壊期に会津藩という存在がなければ日本人なんて信用できませんね、会津藩があったればこそ、我々同民族をちょっと信用できる、という感じがあるんです。」~司馬遼太郎の歴史を考える~
 

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