ばんだいの宝発見講座「植物初歩の初歩講座」

9月の始まりにばんだいの宝発見講座「植物初歩の初歩講座」を福島大学大学院の根本秀一氏を講師にお迎えして開講いたしました。裏磐梯をフィールドに活動されているガイドさんも多く参加していただき、「植物とは」から始まる講義は先生の優しい語り口で進みます。前回の標本作りの講座で学名のラベルをつけましたが、今回は学名の付け方などに植物界の意外にファジーなところがあるのを知りました。
座学の後、小雨の中レンゲ沼を回りながら植物観察でした。おなじみの植物ですが、視点を変えてみていくといろいろ質問したくなります。他の方のこれは?につられてそうね?のやりとりなどで一周はほぼ2時間かかりました。ゆっくりじっくり歩くので普段は見過ごしてしまう虫の卵もみつかります。参加者は虫好き鳥好きも多く「?」はすぐ解決です。植物を知ることは自然のしくみ・多様性を実感することなのだと感じました。

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